pregnancy & babyガイド

状況別妊娠Q&A

さまざまな種類の流産Q&A

流産とは、妊娠22週未満で母親の胎内にいる赤ちゃんが何らかの原因で亡くなってしまい、妊娠が継続できなくなることです。
流産にはさまざまな種類があり、時期によってそれぞれ名前がついています。


化学的流産(生化学的妊娠)

妊娠検査薬測定キットを通じて妊娠陽性反応が出て、推定される妊娠週数が妊娠5 週以上であるにも関わらず子宮内に胎囊が確認できない場合に化学的流産(生化学的妊娠)と言います。
最近は妊娠検査薬測定キットによる尿中hCG の測定感度の上昇などの妊娠早期のhCG 検出機会の増加により,初期の妊娠が生化学的妊娠として確認されることも多くなりました。
生化学的妊娠は流産の回数に含まれず、生化学的妊娠を流産と同様の病的なものと捉えるのは一般的とはいえません。
単純に着床後持続せずに終結する症状で、何の異常もない若く健康なカップルでも30~40%に起こる頻度が高く現れます。
実は別に検査をしないと、知らずに通ることも多いんです。


稽留流産

流産で最も多く現れる形で、流産の徴候がないが、超音波検査で胎児の発育が停止していると診断されることを係留流産といいます。
妊娠8週頃に超音波で胎児の心拍数を確認するとき、以前までよく走っていた胎児の心拍が止まって心拍が確認できない場合は、係留流産を診断します。

流産の進行具合によっても分類できます。
子宮内容物がすべて自然に出てしまった状態は「完全流産」, 子宮内容の排出が始まっているが、まだ一部が子宮内に残存している状態を「不全流産」ということです。

Q. 計画なしに偶然妊娠したのですが、妊娠を望まなくて妊娠初期の掻爬法で人工妊娠中絶手術をしました。 これも遺産ですか?

流産は「自然流産」と 「人工流産」に区分します。流産が自然に起こることを「自然流産」と呼び、人為的に行われることを「人工流産」と言います。人工流産は「人工妊娠中絶」と同義語であり、一般的には「中絶」とも言われています。「人工流産手術(中絶手術)」は、妊娠22週未満の期間に、意図的に中断することを目的とした手術です。


Q.子宮外妊娠は流産ですか?

子宮外妊娠は厳密には自然流産に含まれます。受精卵は子宮内以外で成長することができません。そのため子宮外妊娠の場合、妊娠継続は不可能となります。放置すると出血で産婦を死亡に至らせることがあるので、治療または手術で妊娠を終結します。メトトレキサート(MTX療法)という薬物療法が適用したり、必要に応じて卵管切開術をすることもあります。



Q.流産の頻度は

流産は妊娠の10~20%の頻度で起こり、まれなことではありません。
でも、2回連続で流産が発生する場合は、全体妊娠の5%未満で、3回連続流産となる場合は、全体妊娠の1%未満でありふれたことではありません。 ですから、3回連続で遺産になる場合は習慣流産と呼ばれます。