不妊治療ガイド
第4世代の低用量ピル (1) – ドロスピレノン
主な成分: エチニルエストラジオール+ドロスピレノン剤形: 経口錠剤ドロスピレノンとエチニルエストラジオールを配合した薬は、経口避妊薬(OC/低用量ピル)の一種です。国によっては「第4世代ピル」と分類されることがありますが、この分類は世界共通ではありません。実際にピルを選ぶ際には、ホルモンの種類や用量、健康状態やリスク因子を考慮することが重要です。避妊以外にも使われる?出血パターンを整えたり、月経量や月経痛を軽減したりする効果があります。PCOSなどによる月経不順の症状を管理する目的で使用されることもあります。ただし、ピルは排卵を整えて妊娠しやすくする薬ではありません。服用中は排卵が抑制されます。ドロスピレノンにはどんな特徴がある?ドロスピレノンには抗アンドロゲン作用と抗ミネラルコルチコイド作用があります。そのため、製品や国によっては、にきびや月経前不快気分障害(PMDD)の治療にも使用されます。第4世代ピルは何が違う?世代の違いは主にプロゲスチンの種類によるものです。避妊効果はおおむね同等ですが、副作用やリスクには違いがあります。ドロスピレノンを含むピルは、レボノルゲストレルを含むピルより静脈血栓塞栓症(VTE)のリスクが高いとされています。ただし絶対的なリスクは低く、個人のリスクは年齢、喫煙、体重、血栓症の既往や家族歴などによって異なります。