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妊娠に向けて始めよう

妊娠の準備は男性も一緒に

妊娠の準備は、妊娠する側だけのものではありません。男性の生殖機能も妊娠の成立に重要であり、男性側の要因が単独で、または女性側の要因とともに妊娠しにくさに関係することがあります。

精子の状態は年齢とともに変わる?

精子は思春期以降も作られ続けますが、男性の妊孕性が一生変わらないわけではありません。精液所見や生殖機能は、年齢、健康状態、生活習慣、薬、環境要因などの影響を受けることがあります。

女性の閉経のように妊孕性が急に失われる特定の年齢はありませんが、男性も年齢とともに精液所見や妊娠に関連する結果が変化することがあります。

また、精子の数だけで妊娠できるかどうかを判断することはできません。精液検査では精子濃度、総精子数、運動率、形態など複数の項目を総合的に評価します。

男性が妊娠のためにできる準備は?

1. 基本的な健康管理

バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠、適正体重の維持は、全身の健康だけでなく生殖に関する健康にも大切です。

2. 禁煙する

喫煙は精液所見の低下や精子DNAへの影響と関連しています。妊娠を考えている場合は禁煙が勧められます。

3. 過度な飲酒を控える

大量の飲酒は生殖機能や全身の健康に悪影響を与える可能性があります。妊娠を考えている時期には過度な飲酒を避けましょう。

4. 過度な熱や有害物質への曝露を避ける

精巣が高温に長時間または繰り返しさらされることは、精子形成に影響する可能性があります。また、仕事や環境で特定の化学物質や農薬などに接する場合は、適切な防護対策が大切です。

5. 薬やサプリメントを確認する

一部の薬や物質は精子形成に影響します。特にテストステロン製剤やアナボリックステロイドは精子形成を大きく抑制することがあります。妊娠を希望している場合は、使用中の薬やサプリメントなどを医療従事者に伝えましょう。処方薬を自己判断で中止しないでください。

ビタミン、CoQ10、亜鉛などの抗酸化サプリメントを、妊娠を希望するすべての男性に一律に推奨できる十分な根拠はありません。

精液検査を受けるタイミングは?

妊娠までに予想以上に時間がかかっている場合は、妊娠する側だけでなくパートナーも含めて評価することが大切です。精液検査は男性側の妊孕性を調べる基本的な検査のひとつです。

精巣の病気や手術、がん治療など妊孕性に影響する可能性のある既往がある場合には、早めに相談することも検討しましょう。