不妊治療ガイド
排卵誘発剤 ― クロミフェン
有効成分: クエン酸クロミフェン保存方法: 気密容器に入れ、室温(1〜30℃)で保存剤形: 錠剤クロミフェンは1960年代から排卵誘発を目的として使用されている薬で、長年にわたり有効性が確認されており、現在でも排卵誘発治療の基本薬として広く使用されています。通常は月経開始後2〜5日目から服用を開始し、1日1〜2錠を5日間服用します。最大で1日5錠まで服用可能ですが、実際には1日3錠を超えて処方されることはあまり多くありません。クロミフェンを1日1錠、5日間服用した場合、排卵障害のある患者さんの約70〜80%で排卵が誘発されると報告されています。副作用として、一時的に子宮内膜が薄くなったり、頸管粘液が減少して乾燥しやすくなったりすることがあります。しかし、これらは一時的なものであり、多くの場合は次の周期で回復します。